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若者の働く場‐秋田県

更新日:2021年10月30日


9月7日 秋田魁新聞の記事:「若者働く場」3年連続最低 の見出しがありました。

21年度県民意識調査の回答を基に さまざまな施策の満足度を算出したそうです。

34項目の中で「若者にとって魅力的な働く場の確保」という項目が最低との結果だった、と書かれていました。


この項目は3年連続最下位だとか...。


以前から若者の県外流出対策が大きな課題と言われています。


「若者」が何歳から何歳までを定義しているのか分かりませんが、若者の求める「魅力的な働く場」というのはどういう所なのかなって思いました。


誰もが耳にしたことのある大手企業なのか? 給与水準が高くボーナスもしっかり出て、年間休日が130日くらいあるようなところなのか? ドラマに出てくるような、社員の平均年齢も若く、自由な社風の企業なのか? IT、外資系、ゲーム系、商社、広告代理店...。


県や地域、企業はそのような声を受け止めて働く場を改善したり、誘致したりして、「魅力の提供」を考えるのかもしれません。


私はキャリアコンサルタントとして「なぜあなた(若者)は秋田に魅力を感じないのか」、「あなた(若者)にとって魅力的な働く場とは何なのか」、「あなた(若者)にとって働くとは何なのか」などを掘り下げて、若者の意識を内面にむけていきたいです。


高賃金、好待遇、自由・・・とどんなに若者向けの「魅力ある職場」が揃っていても、働く人の心や意識が整っていなければ質の良い職場定着、根本的な流出防止にはならないと思います。


また、若者にとっての身近な人(親・兄弟)が、地元で楽しく自分らしく生きていて、自分の仕事、キャリアに誇りをもっている姿を見せることも大切でしょう。


そんな人がたくさん周りにいたら、「いつか戻ってこようかな」「ここで仕事してみようかな」って思ってくれる若者が少しずつ増えるのかも・・・。


若者と関わる人たちには「こんな何もない所・・・」、「都会の方がいい大学、いい仕事があるよ」と言うのではなく、「いつかここでも何かできる力を磨いて、いつでも戻っておいで」と希望の言葉をかけて欲しいです。


私の仕事は、キャリアコンサルティングやキャリア相談を通して、自分の仕事・生き方に誇りをもち、豊かに暮らす人を増やして、地域を磨くことかなあと思います。



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